日曜日です。

なぜか私、本日日曜日も事務所におります。今ラジオから競馬中継が聞こえております。本日はダービーのようですね。私個人的には興味がないのでどの馬が勝っても関係ありません。

本日から三角合併について勉強していきたいと思います。
まず、なぜ三角合併という形が出てきたか。考えらえることは、外資の圧力です。

三角合併の典型的な形を例示します。
0 USAの某大手企業が日本の大手企業A社を傘下におきたいと考える。
1 USAの某大手企業が日本に子会社設立
2 上記子会社(実質的にはUSAの某大手企業)とA社間で合併契約交渉(TOB等の脅しもあり?)
3 合併契約締結(残るのはUSA某大手企業の日本の子会社、A社は消滅) その際A社の株主に、USA大手企業の株式を給付
4 合併の承認手続き、株主総会等
5 合併効力発生  A社の株主はUSA大手企業の株主となり、A社の権利義務はUSA大手企業の子会社に承継される。実質的にA社が行っていたことはUSA大手企業のコントロール下におかれる。

上記において、USA大手企業はお金を使わず、自分のところの株式を給付するだけです。日本の大手企業を買収するのに、買収対価に金銭を使わずに自分のところの株式(自己株式もしくは新株発行での)を給付すればいいんです。ものすごい資金的には助かるはずです。
この資金が助かるという点が三角合併という手続きを外資が要求した一番のことだと、考えます。

今日はここまで