本日朝 東海ラジオの鈴木杏樹のコーナーを聞いていて、思わず涙しました。
1985年のイラクのフセインの「イラク上空を飛ぶ飛行機はすべて撃墜する」との発言の際にイラク在住の日本人を運んでくれたのがトルコ航空だったのです。日本政府からの要請があったわけでもありません。トルコが自主的に行ったことです。
なぜか。簡単に言えば、トルコの人々の多くが日本に恩を感じているからです。
それは、1890年のエルトゥールル号遭難事件にさかのぼります。そのときの日本人の行為に未だにトルコの方々は感謝されているのです。トルコの教科書にも載っているそうで、トルコの方々の多くの方はエルトゥールル号遭難事件の際の日本人の行動をご存知です。
恥ずかしいことですが、本日まで私エルトゥールル号遭難事件もトルコ航空のことも知りませんでした。本当に恥ずかしいことです。トルコの方々が遭難事件から100年以上たっても覚えていてくれるように、我々もトルコ航空に救われたことを100年たっても覚えていなくてはだめではないでしょうか。「忘恩」これが「亡国」へつながるのではないかと危惧します。日本の小学校の教科書にトルコ航空のことは載せて欲しいと考えます。
エルトゥールル号遭難事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AB%E5%8F%B7%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
トルコ航空
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA