カラマーゾフの兄弟

言わずと知れた、ドストエフスキーの名作です。名作といわれながら、その内容はしりません。今まで3度ほど挑戦しましたが、10ページも読めませんでした。
先週本屋さんにいったところ、なんとこの本が横積みです。なんで、こんな難しい本が、と思って、手にとってみると文庫の表紙もそんなに重々しくなく、帯に第61回毎日出版文化賞(特別賞)と書いてあるではないですか。これはもしかすると、画期的な翻訳で、ものすごく読みやすくなっているかも、と思い、即購入しました。昨日から読み始めましたが、面白い。あっと言う間に過去の最長記録は塗り替えました。学生時代ロシア文学はなんとなく、インテリの証みたいに感じ、これまたインテリの象徴の岩波文庫でトルストイはじめいろんなものを読みましたが、このカラマーゾフの兄弟だけはだめでした。今回は本当に新鮮な出会いです。ぜひ皆様もお読みください。本当に面白いですよ。

名古屋の司法書士 真